恋愛エピソード

結婚は親を見てから

周りが引っ付け様と気を回されて、はじめは付き合うつもりではなかったけど、何度か皆で会っているうちに話しも合うし、楽しかったので、二人で食事に行く様になり、そして結婚を前提として付き合う様になった。
いつもわたしが車で彼の地元に遊びに行った。
彼の両親はとても変わっているからというのであわせたくないといつも彼は言ってた。
そして、付き合って3カ月位たった頃に彼の両親が離婚をした。
彼は母親について行った。
ある冬の事。
彼の家は、一山超えないといけなくて、いつもの様に彼の地元に私は車で遊びに行った。
そして夜帰ろうと思ったら雪が降っていて、山越えもできず、高速も閉まってしまった。
すると彼は、俺の家に泊ればいいという事で、泊まる事になったが、変わった母親に会うのかと思うと抵抗があり、車で寝ると彼に言ったが、俺らは結婚するんだから大丈夫と言うので、彼の家に行く事にした。
彼がお母さんに事情を説明し、私が呼ばれた。
ドキドキ緊張。
始めまして。と挨拶。
優しく出迎えてくれた。
翌朝も普通に接した。
どこが変なのか?
翌週、また彼の地元に遊びにいって、なんとまた雪が降ってしまった。

2週続けてはさすがにまずいと思い、今日は車で寝るからと言ったが、大丈夫と自信満々の彼。
私も深く考えず、彼について行った。
彼のお母さんは、既に寝ており、やっぱりマズイから辞めとくと言ったが、明日の朝、ちゃんと俺が話すから大丈夫と彼が言うので、彼の部屋に泊まった。
翌朝、お母さんの怒鳴り声で目が覚めた。
『あんたら勝手な事して!親の顔が見たい!連れて来い!』と言われた。
やっぱりやめとけばよかった。
私の両親に連絡をして、私は家に帰った。
父は仕事を休み、私と父と母とで彼の家に向かった。
父はなんでこっちが行かないといけないんだ。
逆だろ。
と言ったが、文句を言わず来てくれた。
彼も会社を休んだ。
そして、彼の家に到着。
両親と一緒に家に入った。
座るなり、彼のお母さんの第一声。
ここに入って来る時にネオンついてました?

と言った。
何んのこっちゃ。
私も両親もポカン。
すると彼のお母さんが、ここはラブホテルではないんですよ。
このオバハン私の両親に向かって何言ってるの?と心で叫んだ。
そして壁についているカレンダーをペラペラめくりだし、この日も、この日もこの子は帰って来なかったん度ですよ!と丸印のついたカレンダーをペラペラとめくる彼のお母さん。
もう嫌!早く帰りたい!
その後、何を話したのか記憶にない。
やっと彼が言っていた事がわかった。
俺の親は変わってる。
変わり過ぎ!
こんな人が姑になるのかと思うと恐ろしくて、何とかその日から嫌われる様に嫌な女を演じた。
蛙の子は蛙。
あんな親に育てられた子はきっと同じはず。
同じDNAなのだから、いつか化けのかわがはがれる。