恋愛エピソード

里帰り中の年下との本気の恋

年下の男の人なんて眼中にありませんでした。
当時私は24歳。彼は22歳でした。彼はガソリンスタンドの定員さんで、そこで知り合いました。

 

保険の関係で連絡先を交換した事で、交流は深まりました。
彼には、20歳年上の42歳の奥様がいらっしゃいました。

 

彼と2人で初めて会ったのは、彼の奥様が里帰りで帰られていた時。
高齢出産という事で、長い里帰りをされる事になり、里帰りをスタートした日に彼から連絡がありました。

 

2人で会い、その日には関係を持ってしまいました。
彼は私に何も言わず、私も2歳しか年上ではないのに、年上のプライドと変な勘違いをし、何も聞きませんでした。

 

彼と毎日会う様になり、本当に付き合っているかの様でした。
奥様がいる事も忘れさせてくれる位でした。

 

里帰りが3ヶ月位過ぎた頃に、彼から、1度奥様の所に子どもを見に行くと言われました。

 

そこで、奥様がいる事をふと思い出し、自分は罪悪感に苛まれました。

 

彼は里帰り中の奥様の所から帰った後、すぐにまた私の所に出入りをし始めました。

 

年下に興味はないと思っていたのに、一緒に過ごし、肌を重ねる時間が増えれば増えるだけ、好きになってしまうのです。

 

奥様が里帰りを終えて彼の元に帰って来る日が近づいてきました。

 

私はこの関係を終わりにしようと思い、彼に話しをしました。
年上のプライドを保って、「遊びだった」と吐き捨てて彼から離れようとしました。

 

その話をした次の日です、彼が、また我が家にやって来、一枚の封筒を渡してきました。
そこに入っていたのは、婚姻届でした。

 

20歳も上の奥様をもらって後悔していた、だから一緒になろうと言われました。

 

私も一瞬喜びが走りましたが、生まれたばかりの赤ちゃんの事を考えると、どうしても彼に離婚をして欲しいとは思えなかったのです。

 

そのまま、私は、婚姻届をつきかえし、笑いながら「奥さんがいない間の遊びだった」と伝えました。

 

彼は寂しそうに帰って行き、その後も何度か自宅に来た事は知っていたのですが、玄関に出る事はしませんでした。

 

あれから3年。今もたまに連絡はあったり、町で姿を見、少し引きずっていた気持ちもありましたが、先月市報で、彼の2人目の子供が生まれた事を知りました。

 

私しも歳も取り、なんであんなに彼に夢中だったのか分らなく思うのですが、2人目の子どもの名前が、自分の名前と一緒だった事を知り、なんだか急に吹っ切れた気持ちになりました。

 

彼の気持ちの中に、私が綺麗な思い出に残ってくれる事を今も願うばかりです。