恋愛エピソード

モテ時期を逃さずGET!

人って、必ずモテる時期が有るって聞いた事有りませんか?

 

私は学生の頃にそんな話を聞いても信じられませんでした。
まあ、その頃までにも数人の人とはお付き合いしましたけど、逆に好かれたく無い人に好かれて不快な思いも有ったりして、恋愛は楽しいけれど、どこか冷静に見てしまう自分がいました。

 

しかし、どうした事か社会人になり、特に目立って美人でも無ければ派手でも無い私が急にモテだしたのです。

 

毎日色んな方々からお誘いを受けて(既婚未婚含む)、美味しい食事とお酒をご馳走になりました。
時代はバブル。異様なパワーに押されてみんな生きていたような気がします。

 

そんな中で、私が心から愛してしまった人がいました。
取引先の支店長さん。いわゆる不倫でした。

 

私はどちらかというと思考が大人だったので、同年代は遊ぶには楽しいけれど、一緒にいて成長できる要素を感じませんでした。
年上の男性からは生き方、考え方、振る舞い方等、本当に色んな事を自然に教わりました。

 

プラトニックだったとは言いませんが、肉体よりも精神的な面をお互い重要視していたと思います。

 

ある日彼が、お前にも彼氏がいればいいのに、と言いました。
自分には妻子がいて、私だけがフリーという事に負い目が有ったのでしょうか?
私は独占したいとか、別れて欲しいなんて思った事は1度も有りませんでしたから、もし私に彼氏が出来たらあなたとは別れると思うけど。二股出来る程器用じゃないし、と答えました。

 

二股って嫌ですよね。中途半端で。何が本当なのかわからない。嘘まみれの毎日。
考えただけでゾッとします。

 

その彼とは海外旅行にも行きました。
当然割り勘です。
私は囲われていた訳では無いので。

 

本当に楽しい旅行でした。
20才そこそこの女が保守的にならずに旅行させる術を持った男。気持ち良く手のひらの上で転がされ、色んな事に挑戦出来ました。
自分の成長を感じる程楽しい事は有りません。
この人とずっといられたら、私はきっと大好きな自分になれるのだろうなと思いました。

 

しかし、2年で終止符を打ちました。
好きで好きでたまらない、そんな中での別れでした。
勿論、ご家族への申し訳なさも有りましたが、私の夢を実現する為にはこの関係は続けられない状況でも有りました。

 

彼に全てを話し、全てを受け入れてくれました。

 

彼は一言、「また好きな子を作らなきゃな」と言いました。

 

20才も年の差は有りましたが、今までの誰よりも気が合い、幸せな時を過ごせた人でした。

 

後に自分も結婚しました。
不倫は文化、等では無いと思います。
不倫は純愛で有り、罪です。

 

そして、彼の家族が何事も無く幸せに暮らしていて欲しいと心底願います。